アフィリエイトを始めるとき、最初の関門になるのがASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)の選び方です。 ASPは数多くあり、それぞれ得意ジャンルや案件数、報酬条件が異なります。 この記事では、ASPを選ぶときに比較すべきポイント、初心者がまず押さえるべきASPのタイプ、複数登録のコツ、 そして見落とされがちな「競合や狙うジャンルから逆算してASPを選ぶ」方法までを、実務目線で解説します。

なお、ジャンルそのものの選び方はアフィリエイトのジャンルの選び方で、 リサーチ全体の進め方はアフィリエイトのリサーチ完全ガイドで解説しています。

ASPとは?役割をおさらい

ASPは、広告を出したい広告主と、広告を掲載したいアフィリエイター(メディア運営者)を仲介するサービスです。 私たちはASPに登録することで、さまざまな広告主の案件を検索し、提携し、自分のサイトに広告リンクを掲載できるようになります。 成果が発生するとASPを通じて報酬が支払われます。つまりASP選びは、「どんな案件を、どんな条件で扱えるか」を左右する土台です。

ASPを選ぶときに比較する6つのポイント

ASPは次の6点で比較すると、自分に合うかどうかを判断しやすくなります。

  • 案件数と幅:扱う商材の総数と、ジャンルの広さ。選択肢の多さに直結する。
  • 得意ジャンル:物販・金融・美容・転職など、ASPごとに強い分野がある。
  • 報酬額・報酬体系:同じ商材でもASPで差が出る。成果条件(クリック/成約)も確認。
  • 最低支払額・振込手数料:報酬が引き出せる条件。少額でも振り込まれるかは初心者に重要。
  • 審査の通りやすさ:サイト登録・案件提携の審査基準。立ち上げ直後でも使えるか。
  • 管理画面の使いやすさ:レポートの見やすさ、リンク発行のしやすさなど運用効率に効く。

すべてを最初から満たすASPは多くありません。だからこそ、複数のASPを組み合わせて弱点を補い合うのが現実的な戦略になります(後述)。

まず押さえたい主要ASPのタイプ

ASPは大きく「総合型」と「特化型」に分けられます。最初は総合型で全体像を掴み、テーマが固まったら特化型を足すのが効率的です。

総合型ASP

幅広いジャンルの案件を網羅し、案件数が非常に多いタイプです。物販から各種サービスまで揃うため、サイトのテーマが固まりきっていない初期段階や、雑記寄りのサイトで重宝します。まずはここで「どんな案件があるか」を把握しましょう。

物販系ASP

通販モールの商品を幅広く紹介できるタイプです。レビュー記事や比較記事と相性がよく、紹介できる商品点数が膨大なのが強みです。 日用品からガジェットまで「実際に使ったものを紹介する」スタイルのサイトに向きます。

特化型・ジャンル特化ASP

金融・美容・転職・サービス系など、特定ジャンルの案件に強いタイプです。 総合型にはない独占案件や高単価案件を持っていることもあり、ジャンルが固まったら必ずチェックしたい存在です。

どのASPがどんな案件・どれだけのサイトに使われているかの傾向は、AffiliDBのASP一覧からも確認できます。各ASPで実際にどんな案件が掲載されているかを眺めると、得意ジャンルの感覚を掴みやすくなります。

ASPは複数登録が基本|その理由とコツ

ASPは複数登録が前提と考えてください。理由は次の通りです。

  • 案件のラインナップが違う:同じジャンルでも、ASPごとに扱う広告主が異なる。
  • 同じ案件でも条件が違う:報酬額・承認率・キャンペーンがASPで変わることがある。
  • 取りこぼしを防げる:片方にしかない独占案件を逃さない。

コツは、まず総合型を2〜3社登録してベースを作り、扱う商材が決まるたびに、その商材を好条件で扱えるASPを追加していくこと。 登録自体は無料なので、案件を見つけたら「他のASPでも同じ案件がないか」を比較するクセをつけると、同じ労力で報酬を最大化できます。

ジャンル・案件からASPを逆算して選ぶ

「どのASPがいいか」を漠然と考えるより、「自分が扱いたい商材・ジャンルは、どのASPで好条件か」から逆算する方が失敗しません。

AffiliDBの案件検索で扱いたい商材名・広告主名を検索すると、 その案件をどのASPが扱っているか、どれだけのサイトに掲載されているかを横断的に確認できます。 複数ASPで同じ案件が見つかれば、それぞれの条件を比べて選べます。 またランキングでは掲載サイト数の多い人気案件や急増中の案件が分かるため、 伸びているジャンルとそれを扱うASPの当たりをつけるのにも使えます。

競合が使っているASPから選ぶ

もっとも実践的なのが、すでに成果を出している競合サイトが使っているASPを参考にする方法です。 上位サイトが主軸にしているASPには、そのジャンルで稼ぎやすい案件が揃っている可能性が高いからです。

AffiliDBのサイト一覧で競合サイトのドメインを調べると、 そのサイトが利用しているASP・掲載している案件・掲載ページ数を確認できます。 さらに「この商材を紹介しているのはどんなサイトか」を知りたいときは、掲載サイト検索で商材名から逆引きすると、掲載サイトとそのASPの組み合わせが一覧で見えてきます。 競合のマネタイズ手法を含めた調べ方は、競合調査のやり方でさらに詳しく解説しています。

まとめ

ASPの選び方は、「総合型でベースを作り、ジャンル・案件・競合から逆算して特化型を足す」のが基本です。 複数登録を前提に、同じ案件でも条件のよいASPを選ぶ習慣をつければ、同じ記事でも報酬を取りこぼしません。 どのASPを使うか迷ったら、まず狙うジャンルの上位サイトが実際に使っているASPをサイト検索掲載サイト検索で確認してみてください。 データに基づいて選べば、ASP選びの失敗をぐっと減らせます。